研削加工技術

円筒研削加工

円筒状の製品の外径を研削します。基本的には、両センターにて製品を支持して加工しますが、マグネットやチャック、多種の治具を使用し、センター穴のない製品でも対応が可能です。

加工範囲はΦ3からΦ400、長さ1500mmまでとなり、多種多様な材質に対応するために、さまざまな砥石を用意しています。

NC円筒研削盤では100個～300個程度の中ロットにも対応しております。

内面研削加工

円筒上の製品の内径を研削します。ワークサイズφ300までの製品に対応しており、穴径Φ0.5から対応可能です。

また、熟練の技術で、外径との同軸度２ミクロン以下の精度を実現しています。

CNC内面研削盤では、内径に形状加工を行うことが可能で、様々な角度のテーパー加工にも対応が可能です。

平面研削加工

製品の平面を研削します。ワークサイズ500mmｘ400mmまで対応可能です。

寸法　平面度　平行度　直角度ともに、0.002mm以下の精度を保証しています。

ロータリー研削加工

回転テーブルを使用して製品の平面を研削します。Φ600mmまで対応可能です。寸法　平面度　平行度ともに、0.002mm以下の精度を保証しています。

円盤形状の品物については、平面研削盤以上の精度を出すことができます。NCロータリー研削盤では、段差加工を効率的に加工することができます。

プロファイル研削加工

プロファイル研削は倣い研削とも言われ、製品を投影機に映し、投影図と製品を重ね合わせて研削する加工です。

弊社では、円筒装置による円筒プロファイル加工を得意としています。

多様な形状の研削加工が可能です。外径Φ150芯間400mmまでのワークサイズに対応しており、コーナーＲを最小R0.05で加工することができます。

治具研削加工

内面研削盤では円筒物の内径を加工しますが、治具研削盤ではプレートや異形状品などの内径を加工します。

穴の寸法とピッチ精度を、0.002mm以下で仕上げることが出来ます。

ＮＣ治具研削盤ではCADデータなどを利用した形状加工も可能です。

センタレス研削加工

センタレス研削盤では、センター穴やチャックなどを使用せずに円筒上の製品を研削することが可能で、芯無し研削とも言われます。

量産加工に適した設備ですが、弊社では1個～500個程度の小ロット品の加工を行っております。

φ3～40mm　長さ150mまでのワークサイズに対応しております。